私も勘違いしていた所得税計算

こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの大谷です。

先日のFP相談の中で所得税の話になりました。その方は高収入の方だったので、所得税と住民税が高額でした。いわゆる高額納税者というやつですね。
なぜ、こんなに高いのか?という質問に対して私は、「所得税・住民税の計算方法」をご説明したのですが…実はお恥ずかしいことに所得税の計算方法を間違えていたのです。

ふと気になって、帰宅後の税理士さんに確認して発覚したのですが…今日は私がどんな間違いをしていたのかお話したいと思います。この仕事をしているのに本当に恥ずかしい限りなのですが…まぁ…こういう事もありますね…前を向きましょう。

所得税が計算されるまで

所得税は厳密には課税所得にかかります。「課税所得」というのは「収入」とは違うんですね。給与明細を見ていただくとわかりやすいですが、あちらに書いてある「総収入額」という金額は「課税所得」ではなく「収入」です。

その「収入」から「給与所得控除」「その他控除」を引いた後の金額を「課税所得」と呼びます。そして「課税所得」を、所得税率表に当てはめて計算をすることになります。

ここで給与以外にも所得があれば、それも足すことになります。

実際に計算してみよう

私は税理士では無いので、税金計算は禁止されていますが、あくまで目安という意味で下記の計算をしてみます。皆さんも、これでイメージを付けていただいた方がわかりやすいかもしれません。

①給与所得を計算
例えば給与収入が1800万円だったとしましょう。
給与収入1800万円
一給与所得控除195万円
=給与所得1605万円
給与所得控除表はこちらです。

②他の所得を計算
もしも他に不動産所得、事業所得があるのならば、それも給与所得に合計していきます。

③その他控除を②から差し引きます。
皆さんにどんな控除があるかはわからないのですが、一般的には下記の控除があると思われます。
・基礎控除48万円
・生命保険料控除12万円
お子さんが16歳以上になったり、扶養配偶者がいたら、ここに扶養控除や配偶者控除も足されます。

この③を引いた後の金額を「課税所得」と呼びます。

今回で言うと「1545万円」です。

⑤1545万円を所得税率に当てはめて計算します。

私が間違えていたこと

ここからが私が間違っていた解釈です。

日本は超過累進課税という方法を取られているそうです。つまり今回で言うと、1545万円の所得税率は33%なのですが、1545万円×33%は間違えなのです。
1,949,000円までは5%。
1,950,000円〜3,299,000円までは10%…
というように段階的に分けて計算されるとのこと…。

その調整分が控除額だったのですねー。
私はこの控除額の金額の意味を理解していなかったので、過去の計算は間違えていなかったのですが、やっぱり意外に知らないことってあるなぁ…と思いました。

まとめ

私は税理士ではないから、税金の計算をすることはありません。だからファイナンシャルプランナーは仕事で間違ったとしても大きな問題にはなりにくいのです。

でも、プロとして、こういう説明を間違えるというのはお客様の信頼を失うことになりますから、今後も気を引き締めて頑張りたいと思いました(感想で終わらせた…まぁたまには、いいかな…)

以上です。

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